この夏休みは遠くに出かけることなく ほとんどの時間を山の小さな住まいにて過ごしました。

おそらく今年一番暑かったであろう日は、去年のクリスマス以来の顔ぶれでBBQを。今はそれぞれ違う環境にいる私たちですが、大好きなものが同じだからか すっと以前の気持ちに戻れます。
網の上でグツグツ沸く帆立貝と、バチンっとはじけたウインナー。
キリリと冷えたビールが羨ましかった一日です。

近くの牧場に出かけた日もありました。
柵の隅っこの木陰で羊が三頭ぴったり寄り添って動かないまま。
見た目にも大変暑苦しい状態でのひそひそ話はどのくらい続いたのでしょうか...










掃除、洗濯、草むしり、窓ふき、洗車、散歩、お月見、お風呂、読書、DVD、食材の買い出し...
旅先のように大きな刺激を受けることは無かったけれど、ふとした会話の中から今後の新しい目標も増えて、それをイメージしながら暮らしていこうと決めました。

まだお日様が出ている時間からテラスにテーブルと椅子を並べて夕食をスタートするのが恒例です。山の夕方らしい蝉の声と、時々の鳥のさえずりがBGM。











夏休み最後の日の夕方は青空に白く控えめなお月様。
秋を思わせる風が吹いてセンチメンタルな気持ちになったものです。でも、こうしてまた好きな季節が巡ってくると思うと嬉しい。

明後日はずっと心待ちにしている 特別な一日。
いいお天気でありますように。